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１０年前に塗り替えをさせてもらった医院さんから、連絡があり
雨漏りが発生しているとの事で伺いました。

３階の天井に雨漏りのシミが出ているので、屋上に上がってみると
エアコンのバイプの付け根の所が、永年の動きで穴が開いていました。
屋上からパイプが降りているので、それに伝って雨が進入していたようです。

エアコンの動きも悪くなっているので、この際取替えの話になりました。
梅雨の時期、雨漏りの修理も増えていますが、原因を突き止めて
しっかり修繕していきます。

屋上のアスファルト防水の改修です。

防水の表面ひび割れしていますが、漏水はしていないとの事なので
ゴムアスファルトの塗膜防水を選定しました。

防水は種類が多く、仕様選択を間違えると、とんでもない事になったりするので
いつも以上に特に慎重に取り組んでいます。

雨漏りの場合はわかりにくい場合がありますが、原因さえ突き止めれば、
必ず止まるので、高校で建物構造の知識を少しでも勉強して来た事が
役に立っています。

レストランの屋上防水です
以前のシートが膨れていたので全面撤去して
脱気層を入れてゴムシートを張っています
屋上工事は雨に特に注意して作業しています

防水工事が完成しました。
形の複雑な建物なのでウレタン塗膜防水と
塩ビシート防水の複合でさせて頂きました。
後日外壁の塗装もさせて頂く予定です。

屋上の防水の工事です。
塩ビのシートを浮かせて張る工法です。
下に水分や動きがある時に、下地と固定しないので有効な工法です。
塗料といっしょで、適材適所でいろいろな防水材料を選択します。

事務所の上のベランダの防水です。
下地を樹脂モルタルで補修した後、シーラーを塗ってウレタンの防水層をかけます。
ウレタンを流し、布クロスを防水でサンドイッチにします。
ひび割れしにくく、耐久性をあげるためです。
乾燥に時間が掛かるため、一日一工程しか出来ませんが
しっかり仕上げるには時間は惜しみません。

会社の事務所の屋上防水の改修です。
黒い塗膜防水が切れて何度か雨漏りが有ったようです。
室外機の下も前の防水がしっかり塗れていなかったようなので、今度はジャッキを使って、室外機を持ち上げて、下までキッチリ防水をします。

ベランダの防水をするため、クーラーの室外機を持ち上げています。
宙に浮かせて仕上がって乾いてから下ろすのですが、
きれいにきっちり仕上るためには、いろんな準備が必要なんです。

前回の会館のトップコート仕上げです。
ペントハウスの上はウレタンの塗膜防水なのですが、完全に硬化してからトップコートを塗ります。
良い天気が続くので、屋上工事には最適です。

大手筋の会館の屋上です。
防水ゴムシートが張ってあるのですが、保護のトップコートが剥げてしまっているので
再度上から塗り替えます。
シートの継ぎ目や壁との境も、雨が入らないように先にシーリングで充填します。
トップコートはシートを紫外線などから保護するのですが、あくまで防水は下のシートが
肝心なので下地処理は欠かせません。