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モルタルのひび割れは
大阪で建築会社さんのご依頼で、木造住宅を
塗り替えさせて頂きました。
外壁のひび割れが結構あって、サンダーで
ひび割れをＶカットのとのお話でした。
鉄筋コンクリートの建物は、ひび割れをＶカットで広げて
シーリングを充填して仕上るのが通常ですが、
木造モルタル壁の場合、Ｖカットすると下地の防水シートまで
切ってしまって、逆に漏水の可能性が増える事があります。
なので今回は、少しだけひび割れを広げて、中にシーリングを
充填してから仕上ました。
状態や下地によって工法は変わります。
なんでも同じやり方では、ありません。
2013/03/05カテゴリ：塗り替え
外壁の塗料によって
住宅の外装の塗り替え作業中です。
今回のお宅の外壁に以前塗装されている塗料は、弾性スタッコと言う
吹付材が施工されています。
この塗料の場合、通常の塗り替え工法で塗装すると、後日膨れや
剥がれが出てくる事があります。
塗膜内部の空気や水分が、後日塗膜を押し上げるのが原因と
されているようです。
なので今回は高圧洗浄後、十分乾燥期間を取ってから
塗料メーカー推奨の、通気性のある塗り替え仕様でご提案しました。
塗り替えの場合、下の素材の成分や築年数、又塗装の種類や特徴を
把握してから、塗り替えの仕様を作成します。
素材を作っているメーカーも、今まで年数がたってから、いろいろな不具合が
出ている場合があります。
自動車でいうリコールのようなものですが、建築業界では不具合の情報は、
いまだにあまり公表されず、中々表に出てくる事が少ないのが実情です。
そんな情報を逐一調べたり、確認したりして、安心して塗装させてもらえるよう
日々心がけています。
2013/01/26カテゴリ：塗り替え
外壁の色と調和
以前書いていた住宅塗り替えの様子です。
今回レンガ調の色を希望されて、薄赤の外壁になりました。
又アクセントで、バルコニーの所にレッドを塗装させて頂き
屋根はブラウンで仕上ました。
中々思い切った色使いですが、少し離れてみると
サッシや玄関などのブラウンと見切に茶色を配置して
全体の調和で、うまく収まりました。
こういった色での提案は、塗装が出来上がるまで少し心配ですが、
気に入って頂けたようで、安心しました。
2013/01/19カテゴリ：塗り替え
サイディング壁の目地
サイディングの外壁の場合、必ず繋ぎ目ができます。
その目地をシーリングで打ち変えています。
以前施工されたシーリングが硬化不良か何かで、ポロポロ掛けて落ちてきていて、
だいぶ弱っていたので、全て撤去して、サイディング用のシーリングで
打替をしました。
今回は外壁の塗装が出来ない為、特に注意して施工しました。
色も外壁と同じような色合いで打ち変えたので、ほとんど目立ちません。
最近では新築時にジョイントにゴムのパッキンを入れ込んで、シーリングしない建物
も出てきていますが、通常の場合は必ず必要な作業です。
2012/12/11カテゴリ：塗り替え
塗装の仕上りと肌
外壁の塗り替えの下地の作業中です。
壁がかき落としという、凹凸のある左官壁なのですが
このまま塗装すると、下地の凹凸と塗装の模様が均等にならず
どうしても仕上りの肌が綺麗になりません。
いつもこの壁の場合は、下地の薄塗りの樹脂モルタルでの
目止め処理を勧めています。
塗装は人間の化粧と同じで、下地が良くない状態ではいくら
上塗りを塗装しても、きめの粗さは隠しきれません。
なので費用がかかるのですが、永い目で考えてもらい
納得して頂けるよう説明しています。
塗装でいつも心掛けている事は、仕上りが綺麗な事です。
仕上がってから自信を持って、見てもらえる仕事をするのが
塗装のプロであると思っています。
2012/12/07カテゴリ：塗り替え
思っていたよりもひどくても
以前報告した、ひどく劣化していた鉄筋コンクリートの外壁です。
想定していたより、はるかに浮いているところが多く、正直
予算よりもはるかに多くかかってしまいましたが、そんな事は二の次で
雨が入らないように、とことん補修させてもらいました。
補修の後もあまり目立たない位に仕上る事が出来て、
やっと塗り替え完了しました。
工事していると、こういう場合がたまにありますが、
もちろん建物の５年後、１０年後を考え、必要なことは
当然手を抜けません。
塗装職人としての意地です。
2012/12/01カテゴリ：塗り替え
屋根の高圧洗浄
屋根の洗浄作業中です。
高圧のホースは圧力がかかる際に、僅かですが振動しています。
そのホースがコンクリートや足場に、こすれていると摩擦で、
ホースが破れる場合があります。
なのでこすれがある所は、ホースにカバーをして施工します。
また洗浄中は水道を出しっ放しになるので、洗浄していない時は、
水があふれている事があるのですが、それもトイレのタンクのような浮き
をつけて、一杯になると自動で止まるようにしています。
どちらも些細な事ですが、とても大切な事です。
2012/11/16カテゴリ：塗り替え
屋根の素材と耐久性
先日お見積りに伺った屋根の状態ですが、
アスファルトシングルが張ってあり、１５年ほどで
反ったり千切れたりで、ボロボロになってしまっています。
この年数でここまで状態がひどいのは、正直初めてなので
よほど素材が良くなかったのかもしれません。
又サイディングの外壁のシーリングも、耐候性の弱いシーリングだったのか
目地から脱落して無くなっている所が多くありました。
建てられた建設会社は、もう連絡がつかないとの事で、相当その場限りの
やり方で進められていたのかと思いました。
根本的な補修が必要になるかと思いますが、その建物のため、
住まれている方のためを考え、最良のご提案をしようと思います。
2012/11/03カテゴリ：塗り替え
どこまで塗るか
住宅の塗り替えの際、どこまでが施工範囲なのか、聞かれる事があります。
屋根、外壁は全て見える範囲、そのまま全てですが
付帯物の樋等は、状況により判断しています。
建物の樋は当然範囲ですが、テラスや物置の樋は色褪せがひどければ、
同様に塗装します。
又軒樋の内側は、雨が流れて剥がれる場所なので、通常は塗装しません。
クーラーの室外機やアンテナの支柱も同様に、錆が発生しそうならば、
塗装しています。
一般的にはそうですが、状況を見て、塗装しておけば長持ちする物は
極力塗装して、塗っても剥がれる可能性のある所は、ご説明をして
塗らずに置いておくこともあります。
塗り替えでは、全体の仕上りを重要視しています。
2012/10/11カテゴリ：塗り替え
塀の塗装と裏からの水分
高台に立っている住宅の塀の塗装をさせて頂きました。
擁壁(ようへき)と言われる、建物の地盤を支える塀の上部の
塗り替えでした。
雨の水分がじわじわと染み出してくる所なので、
普通の塗料では、裏からどうしても剥がれてしまいます。
新しいコンクリートの場合なら、塀専用の水分を通気させて
剥がれにくいシリカ系の塗料が出ているのですが、以前に
普通の塗料で塗装されてしまっているので、今回は
浮いた塗膜をはがして、再度同等の塗料で仕上ました。
一見塀の塗装は簡単そうに感じますが、塀は特に塗料の選定が
重要で、一つ間違うと剥がれの原因になる所です。
2012/10/03カテゴリ：塗り替え
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